今日は藤沢で開催された東田さんの講演会を聞きに行きました。
私は
東田さんのブログの読者なのですが、こんな素晴らしい文章を書ける重度の
自閉症者っていったいどんな方なのだろう?とずっと思っていたのです。
今日ようやく行くことが出来ました。
講演会は2部制。
1部は「自閉症当事者の自己表現」直樹さんの講演。
2部は「我が子の可能性を信じる子育て」東田美紀さん(直樹さんのお母様)の講演。
東田さんのブログを拝見していると、まるでジュニ夫くんの思いを代弁しているかの
ように感じることがあるのですが、今日お聞きした話はもっともっとそう思える内容でした。
ブログには「会話の出来ない」と書いてありましたが、質疑応答にもしっかり回答
下さっていて、本当に素晴らしい講演会でした。
2部のお母様の講演も素晴らしかったです。
直樹さんがどうやってコミュニケーション能力を獲得していったのかがよく
わかりました。
直樹さんのために、できることを精一杯していらっしゃる。言葉が出なくても絶対
諦めなかったおかげで、今の直樹さんがあるのだと思います。
直樹さんのブログには「筆談とは」というタイトルもついていますが、私は筆談という
ものを誤解していたようです。
筆談とは、援助者が当事者の手の甲を持って、本人の微妙な手の動きをつかみながら
必要なだけ力を添えて援助者と当事者が一緒に書くコミュニケーション。
文字を覚えるためや、鉛筆の持てない子のために、援助者が子供の手を持って一緒に
文字を書く作業とはまるで違う。
会話と同じように、本人が思ったこと考えたことをそのまま表現できるもの。
(以上美紀さんのレジュメから引用)
まったく言葉のなかった直樹さんが、筆談でいきなり自分の気持ちを表出したという
話は衝撃でした。
ジュニ夫くんは自分の気持ちを言葉で表現することができません。
本当はやめてほしいと思っている(と思う)のに、へらへらしたりします。
「やめてほしい」という言葉自体を知らないのか、その感情を言葉では何と言って表現したら
良いのかわからないのか、咄嗟に出てこないだけなのか・・
とにかく表現することはありません。
ジュニ夫くんの今の気持ちを知ることが出来たらどんなに良いか。
最近ずっと考えていたことでした。
筆談についてはこれからよく調べて、出来る範囲でやってみたいと思っています。